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ライブドア騒動考察

先週と同じライブドアネタです。先週はどちらかと言うとライブドア寄りの文章だったかもしれませんが、いろいろな情報を入手するにつれ、今回の騒動がライブドアの既存株主の利益を大きく損なわせていることがわかってきました。
一番の問題点は、資金調達の為に発行した転換社債が修正条項付き転換社債(MSCB)であったことです。MSCBを全額引き受けたリーマン・ブラザーズ証券が、契約に基づいて堀江社長から借り受けた株式の一部をカラ売りしたことが株価下落の一因となったようです。リーマン社はMSCBに転換価格の下方修正条項で下方設定の157円までは市場価格より10%安い価格で株式に転換することが可能とされています。つまり株価が下がれば下がるほど多くの株数を得ることが出来るうえにカラ売り価格との差額が利益になります。リーマン社にとってのベストシナリオは、ライブドア社の株価が157円付近まで下がり、安値で多くのライブオア株を所有したところで再びライブドア社の株価が上昇してリーマン社の保有するライブドア株の資産価値も上昇するというシナリオだと思います。ここまで極端なシナリオにはならなくても、これに近いシナリオになりそうな気がします。外資系恐るべし!!

いろいろ考えていくと、現時点での最大の犠牲者はライブドアの既存株主ということになります。まあ、私は83株の弱小株主なのでたいして痛くはありませんが。
ただし、これらの行動はルールの範囲内で行っていることであり、ライブドア社だけが批判されるというのはおかしいとは思います。むしろ今回の騒動の原因は、ニッポン放送とフジテレビの資本のねじれを今まで放置しておいたことや時間外取引の規制が甘かったことであり、ルールに基づいて株式を取得したライブドア社を一方的に批判するのはフェアではないと思います。
MSCBのことは知っていましたが、今回の契約内容がここまでリーマン社に有利な条件であったことは知りませんでしたし、ライブドア株はカラ売り出来ないと思い込んでいました。いずれにしても今回の事例は株式投資の格好の生きた教材であり、今後の展開には目が離せません。それにしても知らないことがたくさんあって非常に勉強になります。

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